西遊記 はじまりのはじまり
はい、期待してなかったんですけど(なら何故借りた)、めっちゃ面白かったです。
時間があれば北京語版でも見たいくらいに。
まずアニメオタクとして言わしてもらえれば、ライバルキャラというか、まあモブじゃないけれど、やられちゃうキャラの一人に、神谷浩志史さんが出演。
もうね、神谷さんファンなら観るべき。
それくらいにやってました。すごい面白かったです。
セリフも長いし、言い方も面白いし、おバカな神谷さんぽかった(褒めてる)!!
次、ストーリー展開では、あんまりネタバレするとあれですが、とにかく言いたい。
ヒロイン可愛い。
すんごく可愛い。
こいつもバカなんですが、可愛いんですよ。
惚れた男(主人公)を振り向かせるため、あの手この手で主人公に迫ります。
主人公の大事な書物をびりびりに破いちゃって、激怒されたり。
それでもくじけずに(懲りない?)、再度アタック。
子分もいるんですが、こいつらもバカで可愛い。
というか、みんなおばか。
最初の村人もすごかった。
そして、映画作った人は容赦ないです。
妖怪に襲われる村。
ピンチの幼子を助ける演出かと思ったら、そのままぱくりと食べられちゃったり、怒った母親も妖怪に食べられたりと、容赦ないです。
多分ハリウッドだったら助かってる村人ズですね。
んで、村人ズが言う、『メイン・ド・イン・チャイナだから安心だっ!!』(巻き起こる大合唱)に、ニヤっとしてしまいます。
勿論安心じゃないんですけどね、中国人の自虐ジョークが見れました。
これぞまさしくブラックジョーク。
以上、個人的に面白かった点をあげてみました。
西遊記を期待してみると、ちょっと期待外れかもしれません。
ただコメディとして見るなら、ちょーおススメ。
最後の最後にもすごく聞き覚えのある曲がエピローグで流れましてね、どうせなら『〇ン〇ーラ』流せよ、と突っ込んでしまいました。
最後まで面白かった映画です。
おススメ。